- 訪問リハビリに転職したいけど、1人での訪問は経験年数が少ないから心配。
- 訪問リハビリって楽ってよく聞くけど、実際どうなの?
転職先を訪問リハビリに絞っているけど、なかなか実行に移せない方いませんか?
僕も「病院経験3年ちょっとの僕が、1人で訪問なんてできない」と思っていました。
しかし、勇気を出して訪問リハビリに転職した結果、
年収が100万円UPし自分らしい働き方・考え方を手にいれました。
この記事では、訪問リハビリに3年半勤めた僕が向いている方への内容を伝えていきます。
この記事を読むと
- 訪問リハビリに転職が向く方と不向きの方
- 技術よりも大切な「現場で生き残る力」がわかる

訪問リハビリって1人の時間が多くなるので、不安はついてまわります。
そのために、報連相しやすい連絡手段があります。
訪問リハビリへの転職が向いている方
僕はこの3つがあれば訪問リハビリに向いています。
- 利用者さんをリハビリで良くしたいと思う方
- コミュニケーションが取れる方
- 礼儀作法を知っている方
「え、こんなこと!」って思うかもしれませんが、これが大切です。
『リハビリの技術や知識も大切』
しかし、病院とは違って一人一人と向き合う時間と全体像を把握する中で
リハビリのみでよくすることは難しさも同時に感じました。
| 病院 | 訪問リハビリ | |
|---|---|---|
| リハビリ介入頻度 | ほぼ毎日 | 週2−3回 |
| 介入時間 | 40分ー3時間/日 | 40分又は60分/日 |
| リハビリ内容 | レパートリー幅広い | かなり限りがあり |
この中でリハビリのみでよくするには限界がありますが、
その1時間で精一杯のリハビリを提供する必要はあります。
環境調整やご自身でできる自主トレの提案など介入していない時間を
『どう安全に運動してもらう』かが重要です。

自宅にいるとつい楽をしてしまいたくなりますよね。
その中でどうやって安全に運動習慣を一緒につけているかが大切です。
訪問リハビリに必要な「技術」より「観察力」
利用者さんの些細な変化に気づける「観察力」が大切です。
リハビリの技術や知識、リスク管理が不要とは言っておりません。
訪問リハビリでも絶対必要です。
1週間あると利用者さんによっては、
『良いイベント』や『悪いイベント』が起きています。
『良いイベント』は「家族が来て団欒を楽しんだ」や「外に出て散歩にいけた」など
『悪いイベント』は「実は転んでたんだ」や「実は週末、熱があったんだ」など
転倒するってことは、環境調整が必要かなど情報収集能力が「鍵」になってきます。

リハビリ中に普段よりも歩くのが遅い、話を聞いていたら転倒していることを
本人が隠しているケースがありました。
『転ぶ=悪いことや恥ずかしいこと』と思っていたらしく話してくれなかったそうです。
そこから再度、環境調整してからは転ぶ機会も少なくなり、
手すりが入ったことで本人の満足度も上がりました。
技術も大切ですが、病院とはまた違った考え方も必要になってきます。
しかし、病院で経験した臨床力は訪問でも活かせますので、安心してください。
コミュニケーションが取れる方
「報連相がしっかりできる」
病院とは違って、医師や看護師がすぐくるわけではないので、
自分で取れる情報はしっかり取らなくてはいけないです。
訪問の場合は
- 医師
- 看護師
- ケアマネージャー
- 福祉用具士
幅広い職種との連携が必要になります。
完璧に情報を取ることは難しいので、
最低限でも状況把握と伝えることが必要です。
病院:少しでも違和感あっても、医師や看護師に相談すれば良い環境
訪問:第一発見者になる。
その場を見逃すと1週間放置されることも・・・
『報連相』さえできれば、技術不足の部分は周りがカバーしてくれます。
本当に訪問したタイミングで色んなケースが起きます。

訪問したら利用者さんが「額から出血」「足先を切って出血」
「転んで起き上がれていない」などありました。
「状況確認」「バイタル測定」「上司への報連相」ができれば合格です。
その場面に遭遇すると正直焦ります。
でも経験していかないと気づけないことも多くあります。
「上司やケアマネージャー、医師に報連相」ができないと指示がもらえず
誤解を生む可能性もあり、自分で自分の首を絞めてしまうことなります。
礼儀作法が利用者さんとの距離を近づけるチャンス
「最初にどれだけ元気よく挨拶できるか」
『ファースト・コンタクトが印象を決める』
これがその人の印象を決めるからです。
「自信なさそうに入ってくれば、この人に任せて大丈夫かな?」
と思いますよね。
それ以外にも実際に意識しているものもあるよね?
訪問リハビリで最低限意識している最初の礼儀作法は以下の3つを意識してます。
- 家に入る前に上着は脱ぐ
- 家に入ったら、「お邪魔します」
- 靴を揃える
これは、リハビリ以外の『リスク管理』になります。
利用者さんに不快感を与えないことで、こちらの提案も聞き入れてもらいやすくなります。
玄関まで迎えに来れない利用者さんもいますが、ここだけは意識すようにします。
「言葉使い」や「服装」など他に細かいルールとかはありますが、まずはここだけです。
利用者さんによっては「ご自宅のルール」があったりします。
そこを指摘された時は、謝罪をしてその方の前では気をつけるようにもしていました。
礼儀作法もあとは実際に経験してみないと気づけないことが多いと思います。
しかし、「元気に挨拶」は意識できると思いますので、恥ずかしからずやってみてください。
礼儀作法から信頼を得れれば、リハビリ自体もやりやすくなります。
信頼をおいてもらえると、「利用者さんから話しかけてもらえたり」するので
リハビリ自体も進めやすくなりました。
また、話してくるようになると過去の情報等を会話の中からも聞き取れて、
昔に大怪我したことあるなど情報収集の分野でも役に立ちました。
正直、こんな方には訪問リハビリをおすすめしません
結論から言います。
- 過度な潔癖症の方
- たくさんの人数をリハビリしたい方
僕自身の意見にもなりますので、色んな方がいると思います。
過度な潔癖症の方
僕も家のゴミや物が散らかっていることに関しては、無頓着だと思っていました。
そんな僕でも「想像を超えるご自宅があったり」します。
一緒に働いていた方でも潔癖な方がいましたけど、
本人がどこまで我慢ができるか次第かと思います。
病院みたいに滅菌、清掃された空間ではありません。
利用者さんの「生活の場」お邪魔してリハビリする立場になってしまいます。
ペットの毛、独特の匂い、整理整頓されていない部屋などあります。
リハビリ場所もソファーや床、敷布団の上などその人の生活に合わせて
ご本人様と相談してリハビリします。
ガウンや手袋などは一定数はありますが、
病院ほどたくさん予備がないので使える量は限られていまします。
臨床力を上げていきたい方
訪問リハビリだと「やりがい」を探すのが難しくなる時期もあります。
「とにかく症例数をこなしたい方」や「書類業務よりリハビリしていたい方」にとっては
訪問リハビリは少し方向性がずれることもあります。
書類業務が嫌で辞めていくスタッフも多くいました。
訪問リハビリは書類や連携業務への重要度は病院時代よりも高くなりました。
人数的には限りはありますが、
疾患の種類は小児からガン末まで幅広くリハビリさせてもらいました。
特に小児のリハビリに関しては、病院時代はリハビリする機会はなかったし苦手意識がありましたのでこの訪問リハビリでとてもいい経験をさせていただきました。
訪問リハビリは「人間性」を磨ける場所
今回の内容は
- 観察力
- 報連相ができる
- 挨拶ができる
は訪問リハビリをおすすめします。
病院での「臨床力や技術」に加えて、訪問リハビリの「人間性」の成長ができれば
理学療法士として一段と成長できると思います。
僕自身も年収100万円上がったことよりも、
利用者さんから「1人の理学療法士として認められる」嬉しさがありました。
もし今
・病院に違和感がある
・もっと裁量をもって働きたい
そう思っている方は訪問リハビリはかなりいい選択肢です。
まずは情報収集だけでも一歩動いてみてください。
今の職員等との別れは寂しいかもしれませんが、
1番行動や経験ができるのは20代のうちです。
最後までご覧いただきありがとうございました。




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