- 訪問リハビリのインセンティブで病院以上の収入になるんでしょ?
- インセンティブってどんな感じなのかわからない
- 訪問リハビリでどれぐらい1日何件ぐらい回ればいいの
理学療法士として、医療、介護分野において固定給が多い中で、
訪問リハビリはインセンティブを導入していることが多いです。
僕もインセンティブで収入が増えた嬉しさがあった反面、
収入に囚われ過ぎて人間関係が悪くなった経験もしました。

インセンティブは年収を上げるチャンスです。
考え方を間違えてみしチキンと同じならないように・・・
この記事では、インセンティブを導入している訪問リハビリへの転職への注意点を解説します。
そこで本記事を読むことで、以下の3つがわかります。
- インセンティブのメリット・デメリット
- 収入UPに直結するが、仕組みによって休めなくなる可能性
- インセンティブに関する考え方と取り組み方
インセンティブで表面上の情報だけに騙されず、働きやすい環境を見極められます。
訪問リハビリの件数連動性のインセンティブとは?

インセンティブとは、従業員の意欲や行動を促す「動機付け」や「報酬のこと」
「基本給(固定給)」という土台があった上で、一定の件数を超えた分に対して、
1件あたりの○○%を固定給への上乗せ又は賞与として反映される。
※一定の件数や料金は会社や法人によって異なります。
訪問をたくさん回れれば、収入もその分高くなるということですね。
具体例を挙げてみます。
例)1ヶ月計算
勤務体系:週5勤務(20日出勤)
訪問時間:1件60分(移動時間は含まず)
インセンティブ発生ライン:月100件を超えた分から支給
単価:101件目から1件につき3500円
| 1日の件数 | 月の合計件数 | インセンティブ対象 | 合計支給額 |
|---|---|---|---|
| 5件 | 100件 | 0件 | 0円 |
| 6件 | 120件 | 20件 | 70000円 |
| 7件 | 140件 | 40件 | 140000円 |
※これはあくまで満額入った場合です。
この表を見ると月100件は余裕そうに見えますが、
病院と違い利用者さんの都合や受診のためにキャンセルになることもあります。
セラピスト都合ではなくても、1件あたりの重みが身に染みて感じました。
1件のキャンセルで収入が下がるのを実感して、1人で焦る時もありました。

毎日6件埋まっていたとしてもキャンセルや利用者さんお状態によって
月平均は110件から120件ぐらいが多かったです。
1日6時間リハビリしていたら、
1日の労働時間が休憩入れたら8〜9時間になると不安になっている方
1日の訪問スケジュールはこちらになります。
訪問リハビリのインセンティブのメリット・デメリット
インセンティブの条件をみて、病院よりも稼げそうと実感しますよね。
訪問リハビリでのインセンティブのメリット・デメリットを伝えます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 年収がアップする | 休みづらくなる |
| 件数を把握で自分の価値を確認できる | 金銭的依存で人間関係が悪くなる |
| モチベーションに繋がる | キャンセルへのストレス |
| 雑務、リハビリに対して適当になる |
利用者さんのリハビリをするほど、年収が上がるのは本当に嬉しかったですし
3年目には、年収500万円を超えたときは自分の1年間の頑張りが身になったとも感じられました。
毎月訪問件数の報告もあったので、
どれぐらいリハビリいったのかを見て一喜一憂しながらモチベーションUPにつながりました。

固定給と違って、頑張った分だけ収入として反映されるのは嬉しいですよね。
1件〇〇円が頭から離れず、休みにくくなった
『休む=インセンティブが減る』
1日有給休暇を使用をすることで、インセンティブ発生件数に届かないこともある。
有給休暇や体調不調で休むことで5−6件あたりの収入減少に直結。
プライベートで有給休暇を取ろうとした時に1日休むと1万円以上収入が減ると考えてしまい、
休めない時期がありました。
担当利用者さんを別日に振替をすることで解決はするのですが、
振替をした日は残業が確定してしまうことで気持ちが重くなっていました。
1日休んだ場合
3500円×6件=21000円の収入減少になる
インセンティブで休めなくなったことは、こちらに詳しく書いてあります。
金銭的依存で職場内スタッフとの人間関係が悪くなる
新しい利用者さんの依頼がきた時に、訪問の枠が埋めようとしていました。
しかし、枠が埋まっていないスタッフ同士で取り合いになることも多かったです。
自分の担当で訪問の枠が埋まることで、毎週同じコースで訪問ができるようになるため
新しい利用者さんをもらうことで必死でした。
1つの枠が埋まると1ヶ月で4件の件数が増える計算になるので、
インセンティブにも大きな影響がありました。

インセンティブへの依存が高くなり、同職種間では譲り合いがなく不平不満が
出ることが多くなって給与ばかり気にするスタッフとの言い合いが増えました。
人間関係の考え方を少しでも変えたいと思う方、こちらもご覧ください↓
利用者さん都合によるキャンセルがストレスになる
利用者さんも日常生活している中で訪問リハビリという時間があります。
当時の僕は金銭依存しており、利用者さんの都合でキャンセルが出ると
「1件3500円が、、」と考えてしまうようになりました。
リハビリをしに行ってるのではなく
『件数』を稼ぎに行っている感覚が強くなり自己嫌悪感が増えました。
訪問リハビリのインセンティブへの捉え方

インセンティブはあくまで『副産物』と捉えることです。
リハビリで1人でも多くの方を1日でも長く日常生活ができるようにしていくこと。
名指しで依頼が来るようになれば、結果的に件数は安定し、収入もついてくる。
『お金を追うのではなく、信頼を積むことが最大のインセンティブ対策』である
日頃からやり取りをしていると繋がりができてきます。
インセンティブで収入が増えるのは嬉しいですが、天井が見え始めると使命感になることも・・・
お金だけに目が眩むといいことはありません。

みなさんにも僕のようにならないように・・・
人間関係や金銭的不安を持ち続けながら働いてもいいことありません。
インセンティブで働く上で要注意な方
給与などの収入依存しやすい方は要注意です。
インセンティブは件数訪問しないとそもそも発生しません。
1回でも高い収入を得てしまうとそれを何度も何度も得ようと頑張ります。
しかし、利用者さんのタイミングやセラピストの体調管理によって変動します。
インセンティブに対しては、
「今回は少ししか頑張れなかったからしょうがない」:割り切れる考え方
「たくさんリハビリできたかからよかった」:報酬の考え方
一つの考え方で働いているときのストレスは天と地ほどの差があります。
前勤めていた訪問リハビリでも僕も含めてインセンティブを求めすぎて疲弊していました。
インセンティブに依存しないための転職活動で確認する項目
僕の体験談をもとに訪問リハビリに転職活動している時に確認した方がいい項目は
- インセンティブの反映時期
(翌月なのか、賞与としてなのか) - 単価設定と今後について
(インセンティブの単価が毎年増えるのか)
転職活動中にインセンティブの単価が高いとよく聞こえますが、
仕組み的に休みづらくなっているので確認必須ですね。

インセンティブの反映時期は確認しておかないと
毎月毎月件数に追われるような働き方になります
インセンティブ反映時期の罠
インセンティブ反映時期が賞与の半年に一回の反映の場合は
半年間休まずインセンティブに囚われながら働き続けるので心身ともに疲弊します。
翌月反映のであると「頑張る月」と「プライベートを楽しむ」月に分けて働けます。
インセンティブ反映タイミング例
(月100件以上からインセンティブ発生)
- 半年の場合
(6ヶ月間の訪問件数ー600)×単価=賞与 - 毎月の場合
(1ヶ月の訪問件数ー100)×単価=給与+インセンティブ

文字で見ると簡単そうだけど、半年間100件訪問し続けるのはすごく大変です。
思ってるよりも毎月気が抜けないです。
訪問リハビリに転職を考えている方へ
訪問リハビリは会社によって仕組みが全然違います。
しっかりとした情報収集が必要です。
この記事では、以下の3つを解説しました。
- インセンティブのメリット・デメリット
- 収入UPに直結するが、休みにくくなる仕組みになる可能性
- インセンティブに関する考え方と捉え方
訪問リハビリに転職に失敗しないためには知っておくことも大切ですね。
転職活動はノーリスクです。
まずは条件から調べてみるのも一つです。
1つからでも登録してみて、情報収集だけでもしてみてください。
自分が思っているより世界が広がります。
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