【体験談】訪問リハビリの退職で本当に大変だったのは「引き継ぎ」だった

  • 訪問リハビリを辞めるって、実際どれくらい大変なの?
  • 退職の手続きより、他に大変なことがあるって本当?
  • 利用者さんへの引き継ぎって、何に気をつければいいの?

こんにちは、みしチキンです。
訪問リハビリを退職する時、正直「辞める」こと自体よりも「引き継ぎ」の方がずっと大変でした。

この記事では、実際に約30人の利用者さんを2ヶ月で引き継いだ経験から、
何が大変だったのかを正直にお伝えします。

これから訪問リハビリを辞める予定がある方、退職を考えている方、転職を検討している方の
参考にしていただければと思います。

退職で大変だったのは「事務手続き」じゃなく「人」に関わる部分だった

結論からいいますと。
「利用者様と早めの相談」と「店舗内の他スタッフ、他店舗を早めに相談する」
の2つのことを主体的に行動することでした。

上からの指示を待ち続けると忘れられてしまったり、スムーズにいかないことが多かったです。

事務手続きは、失業保険や書類関係の手続きは、言われた通りに進めればいいだけなので、
それほど身構える必要はありませんでした。

しかも新しいスタッフの入職や他店舗からの異動もなかったため、
既存のスタッフだけで担当を分け合う形になり、さらに店舗に管理者がいない状態だったことが、
状況を一段と難しくしていました。

管理者不在で、自分一人で担当者の振り分けの大変さ

普通であれば、引き継ぎのスケジュール調整は管理者と相談しながら進めるものだと思います。

しかし今回、店舗に管理者がいなかったため、他のスタッフ一人ひとりの空き枠を自分で把握し、
そこに30人分を振り分けていく作業を、実質自分一人で担うことになりました。

<strong>みしチキン</strong>
みしチキン

管理者目線での「全体の調整」を、
いち担当者の立場でやることになったのが一番きつかったです。

さらに、店舗管轄のエリアマネージャーからは
「訪問終了になるケースはなるべく無くしてほしい」という要望がありました。

つまり、「利用者さんを終了させずに、かつ全員をどこかのスタッフの空き枠に押し込む」
というパズルを、後戻りできる決定権もない立場で組み続けることになったんです。

約30人近くの訪問も行きつつ、2ヶ月間でスケジュール調整をするのは
本当に逃げ出したくなるようなことでした。

「振り切れない」のに「難しい」という、板挟みの状態でした。

時間変更ができない利用者さんのスケジュール調整

パズルをさらに難しくしていたのが、訪問時間の変更ができない利用者さんの存在でした。

デイサービスやご本人様の都合、ご家族の在宅時間などの理由で、
「この時間しか対応できない」という利用者さんが一定数います。

こうした利用者さんには、普段から「もし都合がつけば、少し時間をずらすこともできますよ」と伝えておくと、いざという時に調整をお願いしやすくなります。

長く担当してきた利用者さんだからこそ、時間の融通をお願いできる関係を、退職が決まる前から作っておけると安心です。

自分が抜けた後の後任スタッフの空き時間と、利用者さんの決まった時間帯が
うまく噛み合わないケースがいくつもあり、そこに「終了はできるだけ避ける」という前提が
重なることで、調整の難易度がさらに上がりました。

利用者さんの不安感と、「終了」に向かいかけるケース

もう一つ大きかったのが、担当が変わることへの利用者さんの不安感をどう和らげるか
という部分でした。

訪問リハビリは、病院と違って利用者さんとの関係が長く、深くなりやすい仕事です。
担当が変わることを伝えた時、
不安な表情を見せる方や
利用者さんによっては「もう終了でいいかな」という方向に気持ちが向いてしまうケース
もありました。

みしチキン
みしチキン

不安感が強くなるほど「もう無理して続けなくていいかな」という気持ちに
繋がりやすいと感じました。

管理者からは終了ケースを避けてほしいと言われている以上、
こうした利用者さんを繋ぎ止める必要がありました。

そのために自分がやっていたのは、

  • 後任のスタッフと一緒に訪問し、直接顔を合わせてもらう機会を作る
  • 「このスタッフなら大丈夫」と思ってもらえる理由を、具体的に伝える
  • 引き継ぎ期間を通して、少しずつ後任への安心感を積み上げていく

という、地道な対応でした。
決定権のない立場で、スケジュールも人間関係も両方成立させないといけない状況は、
正直かなり神経を使いました。

まとめ:これから訪問リハビリを辞める人へ

訪問リハビリを辞める時、覚悟しておいた方がいいのは「退職の手続き」よりも「引き継ぎ」です。
特に、

  • 管理者がいない・増員がない状態での引き継ぎは、自分が調整役を担う可能性がある
  • 時間変更できない利用者さんが多いほど、調整の難易度は上がる
  • 「終了させたくない」という会社側の意向と、利用者さんの不安感の両方に向き合う必要がある

この3つが重なると、想像以上に負担がかかります。もし今後退職を考えている方がいたら、退職を決めたタイミングから、できるだけ早く引き継ぎの計画を立て始めることをおすすめします。

僕自身、今回の経験を通して「辞める」ことよりも「どう引き継ぐか」の方が、自分の仕事への向き合い方を試されている気がしました。

今の職場を辞めるかどうかも含めて、まだ迷っている方は、転職エージェントに話を聞いてみるだけでも視野が広がると思います。

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